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06月07日-01号

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  1. 松本市議会 1994-06-07
    06月07日-01号


    取得元: 松本市議会公式サイト
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    平成 6年  6月 定例会--------------------------------------- 平成6年松本市議会6月定例会会議録           第1号---------------------------------------        平成6年松本市議会6月定例会が6月7日午後1時       松本市議場に招集された。---------------------------------------            平成6年6月7日 (火曜日)---------------------------------------            議事日程(第1号)                        平成6年6月7日 午後1時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 表彰状の伝達及び感謝状の贈呈 第4 議案第1号 松本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      第2号 松本市農業共済条例の一部を改正する条例      第3号 松本市勤労会館条例の一部を改正する条例      第4号 松本市都市公園条例の一部を改正する条例      第5号 松本市体育施設設置管理等に関する条例の一部を改正する条例      第6号 松本城施設整備基金条例の一部を改正する条例      第7号 松本市職員定数条例の一部を改正する条例      第8号 松本市吏員退隠料、退職給与金死亡給与金遺族扶助料条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例      第9号 松本市教育職員退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例       第10号 平成6年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     第11号 工事請負契約の締結について((仮称)松本市本郷地区複合福祉施設(のばら保育園浅間児童センター福祉拠点改築等主体工事)       第12号 市有財産の取得について(庁用車両大型バス))     第13号 市道の廃止について     第14号 市道の認定について     第15号 市道の変更について    報告第1号 平成5年度松本市一般会計補正予算(第6号)      第2号 平成5年度松本市松本城特別会計補正予算(第4号)      第3号 平成5年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)      第4号 平成5年度松本市老人保健特別会計補正予算(第2号)      第5号 平成5年度松本市農業共済事業特別会計補正予算(第4号)      第6号 平成5年度松本市下水道事業特別会計補正予算(第6号)      第7号 平成5年度松本市公設地方卸売市場特別会計補正予算(第4号)      第8号 平成5年度松本市市街地駐車場事業特別会計補正予算(第3号)      第9号 平成5年度松本市本郷観光施設事業特別会計補正予算(第1号)     第10号 平成5年度松本市松本臨空工業団地建設事業特別会計補正予算(第4号)        -----------------------   議長     百瀬常雄君         副議長    小林恒雄出席議員(38名)      1番  三村英俊君            2番  酒井正志君      3番  倉橋芳和君            5番  神田視郷君      6番  早川史郎君            7番  塩原浩君      8番  上條洋幹君            9番  高山芳美君     10番  渡辺聰君            11番  塩原英久君     12番  武井福夫君           13番  池田国昭君     14番  中田善雄君           15番  藤沢詮子君     16番  堀内信君            17番  秋山泰則君     18番  田辺哲雄君           19番  黒田昭治君     20番  田口悦久君           21番  田口哲男君     22番  竹村常雄君           23番  高山政彦君     24番  田口敏子君           25番  松田弘君     26番  柳沢貞雄君           27番  藤森晋君     28番  太田二三君           29番  中沼浜司君     30番  小笠原栄一君          31番  亀井正君     32番  小林恒雄君           33番  窪田稔君     34番  木下文武君           35番  船津由嗣君     36番  小原仁君            37番  高野拓雄君     38番  百瀬常雄君           39番  矢崎徳納君        -----------------------説明のため出席した者  市長      有賀正君         助役      松村好雄君  収入役     新井計夫君        企画部長    林丘弘君  総務部長    小松章夫君        財政部長    坪田明男君  生活環境部長  松下倫省君        社会部長    南原利尋君  農政部長    宮澤正士君        商工部長    小山安雄君  建設部長    広川高義君        都市開発部長  降旗哲生君  下水道部長   矢崎源市君        水道局長    田中正文君  教育委員長   小松龍男君        教育長     守屋立秋君  教育次長    早川裕夫君        教育次長    田村瑞穂君 (学校教育担当)             (社会教育担当)  空港対策    塩原汎君         焼却プラント  望月猛君  本部長                  対策本部長  流通団地    中野友榮君        中央西整備   萩原寿郎君  関連本部長                本部長  企画室     大澤一男君        行政管理課長  西澤一徳君  企画調整幹  財政課長    島村昌代君        -----------------------事務局職員出席者  事務局長    新村禎敏         事務局次長   百瀬博之  次長補佐兼   松原一雄         次長補佐兼   服部正一  庶務係長                 調査係長  次長補佐兼   萩原俊次         主査      渡辺明  議事係長  主査      田中章隆         主任      宮川雅行  主任      守屋千秋         主任      澤田昌宏        -----------------------              本日の会議に付した事件 議事日程(第1号)記載事件のとおり        -----------------------                             午後 1時05分開会 ○議長(百瀬常雄君) これより、平成6年松本市議会6月定例会を開会いたします。 現在までの出席議員は37名でありますので、定足数を超えております。よって、直ちに本日の会議を開きます。 最初に、報告事項を申し上げます。市長より、議案が25件提出されております。また、地方自治法施行令第 146条第2項の規定に基づき、平成5年度松本市繰越明許費繰越計算書地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、平成5年度松本市水道事業会計予算繰越計算書地方自治法第 243条の3第2項、及び同法施行令第 173条の規定に基づき、松本市土地開発公社財団法人松本開発公社財団法人松本教育文化振興財団財団法人松本ソフト開発センターの平成6年度事業計画及び予算、三城観光株式会社の平成6年度事業計画が提出されております。あらかじめ皆さんのお手元にご配付申し上げてあるとおりであります。 次に、陳情書が1件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表第1号としてご配付申し上げてあるとおりであります。これは記載の常任委員会に回付しておきます。 本日の議事は、日程第1号をもって進めます。        ----------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(百瀬常雄君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第 122条の規定により、議長において30番 小笠原栄一君、31番 亀井 正君、33番 窪田 稔君を指名いたします。        ----------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(百瀬常雄君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から6月23日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(百瀬常雄君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は17日間と決定いたしました。        ----------------------- △日程第3 表彰状の伝達及び感謝状の贈呈 ○議長(百瀬常雄君) 日程第3 表彰状の伝達及び感謝状の贈呈を行います。 去る5月26日、東京で開催された全国市議会議長会第70回定期総会、また、去る4月27日、福井市で開催された北信越市議会議長会第69回定期総会において、本市議会から10年以上議員の職にあった田口哲男君が永年勤続のゆえをもって表彰されました。 また、私に対しては、全国市議会議長会から、評議員を務めたゆえをもって総会の席上感謝状が贈られました。 ただいまから、本議場において私より表彰状の伝達を行います。 ◎事務局長新村禎敏君) それでは、表彰を受けられました田口哲男様、前の方へお進みください。 初めに、全国市議会議長会表彰の伝達を行います。        -----------------------                  表彰状  松本市    田口哲男殿 あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第70回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。    平成6年5月26日                    全国市議会議長会                             会長 見延順章        -----------------------                                   (拍手) ◎事務局長新村禎敏君) 続きまして、北信越市議会議長会表彰の伝達を行います。        -----------------------                  表彰状  松本市    田口哲男殿 あなたは市議会議員として在職10年よく市政の振興に努められ、その功績まことに顕著なものがあります。よって、第69回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰します。    平成6年4月27日                 北信越市議会議長会                             会長 福井市議会議長                                吉田久        -----------------------                                   (拍手) ◎事務局長新村禎敏君) 以上をもちまして伝達を終わります。 ○議長(百瀬常雄君) 続いて、これより松本市議会議員に対する感謝状及び記念品贈呈要綱に基づき、10年以上議員の職にあった田口哲男君に対し、市長から感謝状及び記念品の贈呈が行われます。 ◎企画部長(林丘弘君) それでは、ただいまより有賀市長から感謝状及び記念品の贈呈をさせていただきます。        -----------------------                  感謝状    田口哲男様 あなたは松本市議会議員として10年の長きにわたり在職され、市議会経済委員会委員長を初め建設委員会委員長などの要職を歴任され、市政の振興と議会制民主主義の確立に尽くされた功績は誠に多大であります。 よって、ここに記念品を贈り、深く感謝の意を表します。    平成6年6月7日                           松本市長 有賀正        -----------------------                                   (拍手) ◎企画部長(林丘弘君) 以上をもって、感謝状及び記念品の贈呈を終わらせていただきます。 ○議長(百瀬常雄君) この際、小笠原栄一君から祝辞を述べたい旨の申し出がありますので、これを許します。 小笠原栄一君。 ◆30番(小笠原栄一君) 〔登壇〕 ただいま、10年の永年勤続議員として全国市議会議長会並び北信越市議会議長会から表彰状の伝達を受けられ、また市長から感謝状記念品の贈呈を受けられました田口哲男議員に対し、今日まで議会制民主主義の進展と松本市政の発展に大いに尽くされた功績をたたえ、同僚議員を代表してお祝いの言葉を申し上げたいと存じます。 昭和58年5月、日本社会党、さらには松本市議会の若きホープとして松本市政の壇上に登場し、平成3年の統一選挙では辛苦を経験したものの、平成4年の補欠選挙においては広く市民の支持を得て、新境地を開きながら一回りも二回りも大きくなって当選を果たされ、今日10年を迎えられたわけであります。 この間、既に経済委員長建設委員長等要職を歴任し、議員としての経験と実績を積まれているわけであり、多様化する市民ニーズ経済不況下にあってますます複雑さを増す市政の中で、民意を的確にとらえながら機能を果たさなければならない本市議会の、次代を担うリーダーとして期待を寄せられるところ大なるものがあります。 今回の表彰は1つの通過点でありますので、この機会に日ごろご苦労されている奥様を初め、ご家族の皆さん、そして支持してくださっている市民の皆さんに感謝し、次のステップに向けて自重、精進されることを祈念いたす次第であります。 なお、百瀬議長には全国市議会議長会評議員として重責を担われたゆえをもって、感謝状が贈られたということでありますが、任期の区切りによるもので、百瀬議長には引き続きご苦労いただくわけでありますので、健康に留意されながら、さらに頑張っていただきますようお願いいたしたいと思います。 以上、簡単でございますが、田口哲男議員百瀬常雄議長お2人のますますのご活躍を重ねてご祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。 ○議長(百瀬常雄君) 次に、市長から祝辞を述べたい旨の申し出がありますので、これを許します。 有賀市長。 ◎市長(有賀正君) 〔登壇〕 発言の機会をいただきましたので、一言お祝いを申し上げます。 このたび、第70回全国市議会議長会総会並びに第69回北信越市議会議長会総会におきまして、10年以上の永年勤続議員として、田口哲男議員が表彰を受けられました。また、全国市議会議長会評議員としてご活躍されております、百瀬常雄議長感謝状をお受けになられましたことに対しまして、心からお祝いを申し上げる次第でございます。 田口哲男議員におかれましては、経済委員会委員長総務委員会委員長などを歴任されるとともに、本年5月からは建設委員会委員長を務められ、また、百瀬常雄議員におかれましては、現在、第34代市議会議長としてご活躍中であり、それぞれ高潔な人柄と相まって、豊富な識見とすぐれた手腕、行動力によりまして、本市の抱えております幾多の懸案、課題などを解決に導くなど、多大なご功績を挙げられ、長い間市政の発展、振興に大きく貢献されたことに対しまして、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 どうか、田口哲男議員百瀬常雄議長におかれましては、今後ともご健康に十分ご留意されまして、松本市政の発展、市民福祉の向上と、また議会制民主主義の確立に一層ご活躍されますことを心からご祈念申し上げ、甚だ簡単ではございますが、お祝いの言葉といたします。 ありがとうございました。 ○議長(百瀬常雄君) 次に、田口哲男君から謝辞を述べたい旨の申し出がありますので、これを許します。 田口哲男君。
    ◆21番(田口哲男君) 〔登壇〕 ただいまは、議会を代表いたしまして小笠原議員さんより、そして理事者を代表いたしまして有賀市長さんより、私にとりましては身に余るお言葉をいただきまして、本当に心にしみて感謝を申し上げたいと思います。 今後は、議会とそして松本市発展のために、微力ではありますけれども、誠心誠意頑張っていきたいと思います。今後とものご支援、ご鞭撻を心からお願い申し上げまして、御礼のごあいさつにかえさせていただきます。 本日はまことにありがとうございました。 ○議長(百瀬常雄君) 以上をもって表彰状の伝達及び感謝状の贈呈を終わります。        ----------------------- △日程第4 議案第1号から第15号まで、及び報告第1号から第10号まで ○議長(百瀬常雄君) 日程第4 議案第1号から第15号まで、及び報告第1号から第10号までの以上25件を一括上程いたします。 議案の件名につきましては、事務局長をして朗読いたさせます。     (事務局長議案件名を朗読) ○議長(百瀬常雄君) 当局から提案理由の説明を求めます。 有賀市長。 ◎市長(有賀正君) 〔登壇〕 本日ここに、平成6年松本市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはおそろいでご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。 本日提案申し上げました議案は全部で25件でございます。各議案の提案理由の説明を申し上げる前に、当面する課題について一言申し述べたいと存じます。 まず、松本空港運航概要について申し上げます。 本年2月定例会で、7月26日の松本空港ジェット化開港に向け、従来の大阪2便に加え、新たに福岡便札幌便がMD87型ジェット旅客機により就航することが固まったことをご報告いたしてまいりました。 このたび、これら路線の運航概要が日本エアシステムから発表されましたが、その内容は福岡便につきましては、夏から秋にかけては週3往復、また11月以降冬から春にかけては週4往復、そして札幌便につきましては、夏から秋にかけては週4往復、11月以降冬から春にかけては週3往復で運航することとなっております。当初、札幌便は冬期間は運航されないのではないかとの心配もありましたが、通年運航となり、大変なご決断をいただいたと思っております。 ここに、改めて格段のご尽力をいただきました議員の皆様方を初め、関係各位に深く感謝を申し上げる次第でございます。 今後は一層の利用促進を図りながら、各路線のさらなる充実に向け努力してまいりたいと考えております。当面、6月12日にはジェット化記念フェアが、7月26日から8月7日にはジェット化開港記念フェスティバルが開催される計画となっておりますので、機運を一層高めるため、県、塩尻市、関係諸団体との協力体制のもと、積極的に取り組んでまいる所存でございます。 次に、行政改革について申し上げます。 簡素で効率的な行政の実現を目指して、昨年度から進めております行政改革は、本年度で2年目を迎えますが、前年度に引き続き「新松本市行政改革大綱」に基づきまして、組織・要員・事務事業の3つの重点課題に積極的に取り組んでまいる所存でございます。 昨年度は十数年ぶりの大規模な組織改正や、機能的な事務室の再配置を行うとともに、職員団体の理解を得て、ごみ収集業務の一部委託の実施等による総体24人の減員を行うなど、一定の成果を上げることができました。 今年度は特に、現業職員非現業職員との比率の見直し、外郭団体等への派遣職員段階的解消や、事務事業の委託の拡大など、要員部門を中心に、さらに積極的に取り組み、簡素で効率的な行財政運営の実現に努めてまいりたいと考えております。 申すまでもなく、職員団体とも十分話し合い、社会の潮流の変化と行政改革の必要性についての共通の認識に立って、一層の行政改革の推進に取り組んでまいりますので、引き続き議員の皆様方を初め、市民の皆様の深いご理解とご支援をお願い申し上げる次第でございます。 次に、第6次基本計画の策定について申し上げます。 ご承知のとおり、本市の基本計画につきましては、基本構想を実現するため主要な施策の方針と計画期間内における事務事業の総量を明らかにし、計画的な行財政運営を進めていくため5年ごとに改定を行ってきており、現在の第5次基本計画は平成7年度に改定期を迎えることになっております。 現在、国におきましては第4次全国総合開発計画の総点検作業を踏まえた五全総の策定の取り組みが進められております。 また、県におきましては、平成7年度を初年度とする新長期構想策定作業が進められております。こうした上位の計画策定取り組み状況に速やかに対応し、社会経済情勢の目まぐるしい変化を的確にとらえるとともに、私は何よりも「市民本位の市政」を実現するため、市民の意見、要望を幅広く吸収し、反映させた基本計画としたいと考えております。こうした視点に立ち、策定期間を早め、本年度のできるだけ早い時期に策定作業に着手し、明年10月を目途に完成させていきたいと考えております。 今後、策定に当たりましては、庁内、庁外組織を設置するとともに、議員の皆様方とも十分相談をして進めてまいりたいと考えておりますので、ご指導とご協力をお願い申し上げる次第でございます。 続いて、平成6年度6月補正予算についてご説明を申し上げます。 6月補正予算につきましては、例年原則として国・県の補助事業の内示に基づく経費のほか、急を要する経費に限定して編成しておりますが、本年度は国の本予算成立のおくれに伴う国庫補助事業の内示のおくれや、予算編成事務簡素効率化の観点から、一般会計の6月補正は行わないことといたしました。 国民健康保険特別会計につきましては、当初予算では制度上、税収や医療費の動向など不確定要素があるため、暫定的な予算編成としておりましたが、今回の補正により実行予算とするものでございます。 この会計につきましては、例年当初予算編成段階での財源不足を6月補正で解消してきましたが、本年度は歳入においては国民健康保険税事業所得譲渡所得等の落ち込みにより、当初予算額を確保することが困難な見通しとなる一方で、歳出面では老人保健拠出金医療費改定による医療費の伸び等により、当初計上の財源不足を解消し切れないという厳しい財政状況となっております。 今回の補正により、国保特別会計予算規模は86億 9,713万円で、前年同期に比較いたしまして 8.5%の伸びとなっております。 次に、条例関係9議案についてご説明を申し上げます。 地方税法施行令等の改正に伴う低所得の階層の国保税の負担軽減の拡大を図るための、「国民健康保険税条例の一部改正」、事務部局間の職員定数を実態に合わせるための「職員定数条例の一部改正」、総合体育館での柔道用器具貸出使用料を設定するための「体育施設設置管理等に関する条例の一部改正」など、9件の条例改正でございます。 契約関係では、29地区福祉拠点施設整備の第1番目ともなります、本郷地区複合福祉施設改築等主体工事契約締結1件でございます。 この複合福祉施設は、世代間交流を基本に置いて、児童福祉施設としての保育園、児童センターに福祉拠点を併設し、一体的に整備をしようとするもので、入札結果に基づき、契約を締結しようとするものでございます。 その他といたしましては、大型バス1台を購入するための市有財産の取得1件、市道の廃止、認定、変更の3件となっております。 報告議案といたしましては、平成5年度の補正予算を専決処分したもので、一般会計と9特別会計の10件でございます。 その主な内容は、事業費の確定等決算見通しに立って補正措置を講じたもの、やむを得ない理由で年度内に完了できない事業について、繰越明許の措置を講じたもの、また今後の大型公共施設整備の財源対策のため、生活環境施設等整備基金に5億円を積み立てたものなどとなっておりますので、急を要したため専決処分したものをご報告申し上げ、ご承認をいただくものでございます。 以上、提出議案等についてご説明申し上げましたが、議案以外のものといたしましては、繰越計算書2件、本市が2分の1以上出資しております法人の平成6年度事業計画等5件を報告しております。 また、後日、本定例会中に、人権擁護委員候補者の推薦につきまして意見をいただく予定でございます。 なお、ただいま提案申し上げましたもののうち、予算につきまして財政部長からその内容を説明申し上げますので、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(百瀬常雄君) 坪田財政部長。 ◎財政部長(坪田明男君) 〔登壇〕 初めての登壇でございますので、よろしくお願いいたします。 それでは早速ですが、議案第10号及び報告第1号から10号までの補正予算について、補足して説明を申し上げます。 まず、お手元の資料のうち、平成5年度専決補正予算の概要から申し上げます。 1ページで会計別予算額を申し上げておりますが、補正した会計は一般会計のほか、15の特別会計中9会計でございます。一般会計の補正規模は、2億 6,586万円、前年同期の予算に比べまして 3.6%の伸びになっております。9の特別会計の合計では、1億 3,403万円、伸びは 7.3%となっております。なお、平成5年度の補正後の全会計の補正規模は、一番下にございますように、 1,154億 4,458万円、伸びで 4.4%となっております。 一般会計から、その主要なものを申し上げますが、2ページをお願いいたします。 まず一般会計の歳入でございますが、1款 市税、3款 利子割交付金、8款の地方交付税の一般財源の追加補正のほかに、14款の財産収入の追加、また事業費の確定に伴います19款 市債の減額が主なものになっております。 また、歳出につきましては、2款の総務費、13款の諸支出金のほかはいずれも減額の補正となっております。 続いて、一般会計の主な内容でありますが、まず歳入について申し上げますと、市税9,226 万円の追加でございますが、これは現年課税分の追加でございまして、主なものは補正額の欄にございますように、法人税割 8,840万円でございまして、これは建設業、卸小売業等を中心といたしまして、2月の補正の時点で見込んだほど減収にならなかったということによるものでございます。 なお、全会計では税全体では、前年度の決算に比べまして 0.5%の微増にとどまっております。 3款 利子割交付金でございますが、 8,868万円と多額な補正になっておりますが、5年度に満期を迎えます3年定期物の預金が多かったこと、さらに利子の低迷を反映いたしまして短期運用型の預金が多かったということなどによるものでございます。 8款 地方交付税につきましては、3月交付分によりまして特別交付税の額が確定したことに伴いまして、 9,875万円を追加したものでございまして、特別交付税の総額は前年度に比べまして 1.3%減の10億 4,875万円となっております。 続いて4ページをお願いいたします。 4ページの後段の財産収入でございますが、 7,478万円の主なものでございますが、15ページにわたっておりますが、市有地の売り払い収入の追加 5,064万円、これは市営浅間南団地の隣接地の市有地を県道敷に売却したものなど、またその下の市史の売払収入追加、2,762 万円でございますが、実績で計上したものでございまして、平成5年度末の予約部数は全販売部数の計画に対しまして63%と見込んだものでございます。 それから5ページの市債でございますが、19款 市債 9,530万円の大幅減額になっておりますが、一覧表でごらんのとおり、減収補てん債分が計画額より1億円の減となったものでございまして、補てん債の借り入れ総額は9億円となっております。 続いて歳出について申し上げます。 6ページの2款 総務費ですが、5億 1,396万円と多額の追加となっておりますが、ただいま市長提案説明で申し上げましたとおり、将来の財源対策といたしまして、生活環境施設整備基金へ5億円積み立てをいたしたもので、5年度末の基金は13億 4,200万円余となります。 さらに3款 民生費では1億 2,402万円と大幅な減額をしておりますが、これにつきましては7ページの中段から上の負担金の更正減でございますが、 6,538万円。これは特別養護老人ホームサンライフおみの建設分につきまして、市債の借り入れ基準が拡大されましたため、負担金が結果的に減額となったためでございます。 以下、特にございませんので、9ページの土木費をお願いいたします。 土木費の上から2項目の道路橋りょう費でございますが、単独道路橋りょう維持補修費で 3,196万円の追加をしておりますが、これは市道の除雪費であります。 さらに1つ飛びまして都市計画費の項でございますが、上から2行目で国庫補助街路事業費につきまして、3億 6,800万円の減額補正をしておりますが、これはその下の住宅宅地関連公共施設整備促進事業へ事業の振りかえを行ったものであります。 続きまして11ページをお願いいたします。 12款の公債費でございますが、一時借入金につきまして、各種基金の繰替運用を初め、当座貸越の活用もありまして、一時借り入れが抑制されたものでございまして、その利払い不用額 2,985万円を減額しておりますし、さらに14款 予備費では補正の財源調整を行いまして、 2,180万円の減額補正をしたものでございます。 続きまして、12ページをお願いいたします。 繰越明許費でございますが、今回新たに追加とございますが、13の事業について繰り越しをしたものでございまして、主として用地取得の難航によるものでございますが、このうち契約済みの繰り越しは10件、未契約は3件となっております。 以上で一般会計を終わりまして、特別会計13ページでございますが、国保会計に限ってご説明申し上げます。 国保の補正規模は2億 4,969万円でございますが、まず歳入では国保税につきまして調定実績に基づいて追加補正しましたほか、収納率につきましても決算見通しに立って修正したものでございまして、税の総額は37億 6,703万円となっておりますが、これは前年度の決算に比べまして 2.6%の伸びとなる見込みでございます。 中段の国庫支出金につきましては、このうち特別調整交付金につきましては、交付金の確定に伴い、1億 9,611万円を追加しております。 歳出につきましては、医療費関係について確定額を精算計上したものでございまして、前年度に対する医療費の伸び等はごらんのとおりでございます。 さらに予備費の追加1億 7,962万円につきましては、歳入歳出予算の精算の結果、財源超過額を積み込んだものでございまして、この額が平成6年度への繰越金となるものでございます。 次は16ページをお願いいたします。 特別会計の繰越明許について、今回2件追加をしておりまして、松本城会計につきましては、国宝松本城 400年まつりの仮設建物の撤去をおくらせたことに伴いまして、公園施設整備の工事が5月にずれ込んだため、また臨空団地会計につきましては、団地排水の放流先用地の建物移転補償の手続について時間を要しましたため、その一部を6年度へ繰り越したものであります。 以上で専決補正の説明を終わります。 続いて、6月補正予算の概要について申し上げます。 1ページでごらんいただきますように、提案説明で市長申し上げておりますとおり、国保会計だけでございますが、国保会計の補正を済ませた後の平成6年度の6月補正後の全会計の規模でございますが、 1,084億 5,125万円、前年同期に比べまして 5.0%の伸びとなっております。 主な内容でございますが、まず歳入ですが、国保税の現年課税分については、当初予算よりも、やはり提案説明で市長申し上げておりますが、営業所得や譲渡所得が下回ったために 9,557万円の減額補正となっております。国庫支出金につきましては、法定負担金のほか、普通調整交付金を 5,141万円減額しておりますが、これは当初予算における財源不足額を普通調整交付金で財源調整しておりまして、今回の見直しで財源不足を 5,141万円解消いたしましたものの、依然として3億 4,000万余の財源不足を生じておりまして、国保の財政にとりましては非常に厳しい状況になっております。 なお、同じ国庫支出金の欄の特別調整交付金でございますが、現段階で見込み可能な4,600 万円を追加しておりますし、さらに繰越金では前年度の予備費相当額に補正をしたものであります。 歳出につきましては、療養諸費について、今回医療費改定の1%分を加算いたしまして、前年度の決算対比2.26%の伸びを見まして、 5,402万円を追加し、また老人保健拠出金につきましても 8,903万円追加しておりますが、老人医療費の伸びを反映いたしまして、前年度の決算に比べましても、約20%弱と大幅な伸びになっております。 なお、ただいま申し上げました財源不足につきましては、今後の税の動向、あるいは医療費の推移などを見きわめる一方、特別調整交付金の上乗せに努力するなど、極力その解消に努めてまいりたいと考えております。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(百瀬常雄君) ただいま理事者からそれぞれ上程議案に対する説明がありました。 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 本会議は、明8日から12日までの5日間、議案調査のため休会し、13日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。なお、発言される方は所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも明日午後3時までに提出願います。発言の順序はくじによって決定いたします。なお、質疑に限り当日の追加通告を認めることになっております。その場合は通告順といたしますので、ご了承願います。 本日の会議は、これをもって散会いたします。ご苦労さまでした。                             午後 1時53分散会...